仙台の大学生のプロジェクトと市民団体が中心になって、旧優生保護法被害に関する署名を始めています。
https://mainichi.jp/articles/20191208/ddl/k04/040/035000c
ぜひ、御協力下さい。
【署名への協力のお願い】
●このたび、私たち「強制不妊訴訟不当判決にともに立ち向かうプロジェクト」と「優生手術被害者とともに歩むみやぎの会」は、旧優生保護法に関する2つの署名を開始いたしました。
「強制不妊訴訟不当判決にともに立ち向かうプロジェクト」は、東北大学や東北福祉大学の学部生中心のプロジェクトで、2019年5月28日の仙台地裁判決に疑問と怒りを感じて行動をはじめました。
「優生手術被害者とともに歩むみやぎの会」は、2018年1月30日の仙台地裁への最初の提訴をきっかけにスタートした、この問題に関心のある市民のゆるやかなネットワークです。
いずれも宮城県を中心に、裁判の原告の闘いに伴走するとともに、優生手術被害の歴史を学び、当事者の声に耳を澄ませるための学習会などを行っています。
2018年1月30日、旧優生保護法下での強制不妊手術を受けた被害者の方が、国に謝罪と補償を求めて裁判を起こしました。
2019年5月2 日に仙台地方裁判所にて下された判決では、旧優生保護法が違憲と認められたにもかかわらず、原告の請求は全て棄却されました。原告はこれに控訴中です。
また、この判決に先立ち2019年4月24日に成立した「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」は、旧優生保護法が違憲であることを前提としないものであり、内容は被害回復には著しく不十分な内容でした。
このように司法と国会が強制不妊手術の被害に向き合わない状況に対し、原告の裁判をそばで見守ってきた私たちは、
①仙台高等裁判所が被害者の声に耳を傾けて公正な判決を下すこと、
②国が被害者に誠意ある謝罪と十分な補償をすること
を求める署名に取り組むことにいたしました。
この署名をきっかけに、旧優生保護法の問題への理解や、被害についての関心が広がることを願っています。
●署名用紙の取り扱い等について
(1)署名用紙について 署名用紙につきましては、誠に恐縮ですが、別添えの署名用紙を印刷のうえ、ご署名ください。
①仙台高裁宛
② 国宛の2種類があります。
2種類両方にご署名くださいますようお願いします。
●集約締め切り日について
①の仙台高裁宛署名 第1次集約 2020 年 1 月 31 日(必着)
※1 月 20 日の期日で結審しなかった場合は、次回期日を第2次集約日として継続します。
②の国宛の請願署名 第1次集約 2020 年 3 月 31 日(必着)
●署名の送付先
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町四丁目 1-3
強制不妊訴訟不当判決にともに立ち向かうプロジェクト レターケース 79 番
●オンライン署名も同時に行っております。
仙台高裁宛て:
国宛て:
こちらのサイトでは、旧優生保護法の問題点や、裁判の経過などももう少し詳しく掲載していますので、ご参照くださればうれしいです。
署名は、紙への自筆での署名か、オンライン署名か、どちらか一方でお願いします。
何かご不明な点がございましたら、下記へお問い合わせください。
◇強制不妊訴訟不当判決にともに立ち向かうプロジェクト
連絡先:
confront.project.tohoku@gmail.com
URL:
https://confront-thk.hatenablog.com/entry/2019/11/27/114002
◇優生手術被害者とともに歩むみやぎの会
連絡先:
ホームページ:
https://tomoniayumu.wixsite.com/mysite
facebook:https://www.facebook.com/tomoniayumumiyagi/
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2019年11月29日、「薬害・医療被害をなくすための厚生労働省交渉」の日に合わせて、阿部とも子衆議院議員のご尽力を得て、厚労省交渉団および福生病院事件を考える連絡会で提出しました「申し入れ書」(「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」啓発ポスターに関する抗議並びに申し入れ書)は以下のとおりです。
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2019年11月29日
厚生労働大臣 加藤勝信様
「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」啓発ポスターに関する抗議並びに申し入れ書
お笑い芸人の小藪千豊さんを起用して作成された「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」啓発ポスターへの批判があいつぎ、厚労省は11月26日、自治体への送付を一旦中止すると発表しました。
厚労省が推進している通称「人生会議」とやらは、どのように説明を取りつくろうと、高齢者や患者に「死に方を決めさせる会議」に他なりません。皮肉にも今回のポスターがそのことを見事に物語っています。
本来、人間一人ひとりの「死」に対して、国が口出しをするべきではありません。加えて人の考え(意思)は、年代や健康状態、経済状況や家族などの環境に左右されて、その時その時に変化します。意思が変わるたびにプランを変更して記録するのでしょうか。ACPは意味がありません。むしろ、患者や高齢者、障がい者が生を全うできるように、生きること病むことを支える施策を推進するべきです。
とりわけ、今回のポスター配布とPR動画掲載は受け入れられません。強く抗議するとともに以下申し入れます。
記
一、「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」啓発ポスターは不要。すべて廃棄すること。
—、PR動画の厚労省ホームページへの掲載も行わないこと。
—、国は「人生会議」と称して、国民一人一人の死に方まで介入しないこと。
一、死の自己決定を求めるよりも、生きること、病むことを支える体制の充実を図ること。
以 上
■薬害・医療被害をなくすための厚労省交渉団
(連絡先:〒132-0031 江戸川区松島4-24-4 高山俊雄)
陣痛促進剤による被害を考える会
富士見産婦人科病院被害者同盟
脳死・臓器移植に反対する関西市民の会
医療情報の公開・開示を求める市民の会
臓器移植法を問い直す市民ネットワーク
総評全国一般大鵬薬品工業労働組合
■公立福生病院事件を考える連絡会
(連絡先e-mail:fussaren@yahoo.co.jp)
臓器移植法を問い直す市民ネットワーク
精神障害者権利主張センター・絆
「骨格提言」の完全実現を求める大フォーラム実行委員会
地域で暮らすための東京ネットワーク
バクバクの会〜人工呼吸器とともに生きる
NPO法人こらーる・たいとう
日本消費者連盟
DNA問題研究会
怒っているぞ!障害者切り捨て!全国ネットワーク
全国「精神病」者集団
労働と生活を守る会(L&L)
「脳死」臓器移植に反対する関西市民の会